リプルニュース2002年3月号
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のっけからRIPPLE号のお話しですいませんが、昨年秋よりクルーザーのスクールを行ってきました3人組みですがセイリングに目覚めちゃった様です。
地味な講習から解放されて今滅茶苦茶セイリングが面白いようです。
残す講習はスピンホイスト、スピンラン、ジャイブ、スピンドロップ関係だけです。これは今年の夏までお預けです。
で、彼等からの発案ですが最近の航海日誌を見るとRIPPLE号が余り利用されていないのが現実で、折角クラブ艇が有るのに勿体ないとのことです。
そこで、毎月決まった週の土曜日か日曜日にランチクルーズを行いたいとのことです。
彼等だけのセイリングだと問題は無いのですが、会員の枠を広げて有料でとのこと。
RIPPLE号には発足当時に決めました規約があり、若干その規約に触れるところがありますが、ここは底辺拡大、新規セイラー掘り起こしということで目をつぶることにしませんか?とのこと。
それともう一つの問題はリプルには年間のイベント(クルーザー)がありますが、それはリプルサイドの日程でしてその日に合わせるのに難しい人もいるとのことです。
でも、これから決めていこうとする第何週目はランチクルーズとなっていれば、各自その週に自発的に合わせられるとのことです。
はたして彼等が中心になって確実に出来るのか、また先輩会員さん達の意向はどうなのか、結論を出すまでにもう少し時間が必要と思われますので、前向きに検討(何処かで何時も聞いている言葉ですが)致しますが色々議論がありそうですね。
今覚えたてで毎週でもセイリングをしたい彼等のこと、面白くてしょうがないんですね。はやる気持ちは理解します。

     

先日(3/3)東京湾を横断し竹岡ラーメンクルージングを行いました。
実は出航前に心配していた事を今回もやってしまったのです。このことは後のほうでお話ししますのでお楽しみに。
参加者は高尾さん、増田さん、山本さん、面谷さん、竹原さん、ポケット君と私です。
08:40、NE、20ノット、曇り、気温やけに寒いなかリプル号はもやいを解きました。
今回は先輩セイラーの高尾さん、増田さんに秋からの成果を初めて御披露目する日でもあります。ヘルムスマンは面谷さん、クルーは竹原さん、お目付け役は高尾さん、増田さんという構図のクルーズ(私的感情)の様です。
2ポン、100%ジブでの快適なクルーズです。転針点である浦賀水道航路のNo3(G)ブイに針路を執りアビーム1本でがんがん進みました。ポケット君も初めての航海ですが、山本さんの隣りでおとなしく寝そべってクルーズを楽しんでいるようでした。
途中、明治政府が30年をかけて造ったが、完成2年後には関東大震災で水没してしまった旧日本軍の海上要塞の『第3海ほ(辞書に無い)』の横を通過しましたが、交通量の多い処なので邪魔になるとのことで撤去作業が始まっており、すでに大きな塊は無く、小さな塊が水面上に点在していました。
数年前だったと思いますがロシアの貨物船ですが、パイロットの料金が惜しかったのか単独航行したところ第3海ほに乗り上げ、船底は2/3位は水面に出てしまい、バウは天空を斜めに突き刺しておりました。それはそれは凄い光景でした。今だにまぶたに焼き付いております。また、ここはフッコがよく釣れたっけ。
順調に転針点に到着し航路横断ですが、日曜なのか通行量は少なく、2〜3度の船待ちをしただけで難無く横断出来ました。でも新米の2人にとっては相当難しい処であると認識したようであります。 潮に負けたのか予定時刻より30分遅れの11:45に小さな漁港にもやいよとることができました。
この港はプレジャーボートの受け入れはしていないところなので、先ずは漁師さんに相談しなくてはなりません。
あの誰べーは12時に戻ってくるよとか、あの船は2時に網入れに行くよとかの情報を聞いてから漁船に抱かせてもらう方法です。もちろんラーメン屋に行き、戻りの時間、携帯電話の番号を書いたメモを置いていくということもちゃんとして下船しました。
足早で進んだ6人+1ぴきはラーメン屋に着きましたが、いつもと同じで既に行列は出来ていましたが程なく念願のラーメンにありつくことが出来ました。冷えきった体には最高のご馳走でした。
ここのスープは野田の何年か熟成させた醤油がベースで、チャーシューを煮込んだだけのシンプルなものです。でも何ともいえない味なんです。
久しぶりに食べたのですがトッピングが変わっていました。かつてはチャーシューと刻んだ玉葱どっちゃりでしたが、玉葱はなくちゃんとノリ、しなちくが入っておりました。もちろん麺が見えない程の分厚いチャーシューがガガーーーンは変わっていませんでした。お値段は満足度100%で450円です。
早々に食べ早々に12:20出航となりました。というのは潮高が心配だったからです。
当日の最干は13:42。32cm。
もやいを解き漁港を出ようとしたときでした。スーッとRIPPLE号は停止してしまいました。
『やってしまった!』
オンザサンドです。
かつての経験があり悪夢の再来かと思われましたがクルー全員でポート側に集まりブームに乗る者、ガンネルをのりだす者、とにかくヒールさせなんとか脱出は成功させ水深の有るところまで移動しました。しかし港を出るか潮待ちするかの判断にせまられました。
そんなとき神はいるものです。
漁から帰って来た漁師さんに事情を話してアドバイスを受けると、後は大丈夫とのこと、心配だったので漁師さんに出口まで伴走してもらい難無く安全水域まで艇を進める事が出来ました。お疲れのところ本当に有難うございました。この場をお借りしましてお礼を申し上げます。
その後順調に航海をし、15:00過ぎに母港にもやいをとることが出来ました。
参加者の皆さん本当に寒いなかお疲れさまでした。
これを書いていたらまたあのラーメンを食べたくなっちゃった。

     

今年はどうしたことか、毎週土、日は海に出れない日がとにかく多い。
ディンギーの会員さんはまだまだとして、釣りの会員さんはかわいそうである。今年出れたのはほんのわずか。
久しぶりに出るもんだから感がさえなく釣果もさっぱり。さっぱりといえば今年の『あまだい』は惨敗でした。
真鯛オンリーの元会員さんの山元さんに久しぶりに海上でお会いした水村さんのお話しですと、真鯛は全然だめで今は『いいだこ』をやっていらっしゃったとのこと。
天候、海上の状況が良かったら感を取り戻す意味でも、のんびりとマイボートをお出しになったらどうでしょう。
経験がお有と思いますがある日突然爆釣なんてことになるかもしれません。

     

ポケット君ですが、先日『クルーザー犬』になりました。
東京湾を渡り数時間のクルーズを経験いたしました。セイリング中はコクピットでおとなしくフセの体制で最後までおりこうさんでした。
当日は、私の姿が見えなくなるととてつもなく大声で『ワン!、ワン!、ワン!』と鳴くもので、それじゃー一緒に行くかということで実現したものです。
すでにディンギー犬は経験しておりましたが、はたして数時間のクルーズに耐えられるか心配でしたが、大丈夫でした。
私がこんな環境の中での仕事なので、今後内陸のお犬ちゃんとは違った人生(?)を歩むんでしょうね。
ただ、乗艇と下船は大変です。なんせ体重が36kgも有るもんで・・・・。

     

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