リプルニュース2001年2月号
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のっけから暗いお話しですいません。
日本舟艇工業会発表によりますと昨年度のセイリングクルーザーの販売台数(新艇で輸入艇含む)は190台との事です。
多いか少ないか、ま、とにかく大枚をはたいて新艇を購入した人は我が日本で190名しか居なかったことです。
単純に47都道府県で割ると各県で新艇を購入した人はたったの4人ということです。
宝くじ並みたいですね。
少なすぎません?。
日本のヨット文化は衰退の一途なのかなー?。
でも、ヨットをやりたい人は低い処での推移では有りますが依然と需要は有りまして、中古艇市場では品薄状態とのことです。
考えてみれば我がクラブ艇も随分と年数がたっていますが、修理とかパーツ交換でいつもベストの状態にしながらまだまだ乗ろうと考えております。バブルの時ならきっと乗り代えていたと思います。今有る艇を後生大事に乗っていこうと考えているオーナーが多くなった事が中古市場の品薄状態を招いているんでしょうね。
一方、ディンギィーはなかなか盛り上がりませんなー。
で、なんとか盛り上げようと業界では『第40回東京国際ボートショー』が来る2月9日(金)から2月12日(月、祭)まで東京ビックサイトで行われます。
私はなんとブレザー姿でヨットコーナーという所でディンギースクールのちらしを配って来ます。(9日、10日)
特典が有ります。当日スクールを申し込みますと全コース3000円オフ!!。
詳しくは会場で。

     

今月はクルーザー、ディンギー共に行事、予定が無いので記事はありません。
その代りといってはなんですが野鳥のお話しを少し。
我がリプルのお隣は林になっていて椿が花を咲かせていたり、常緑樹ですが赤い実を付けていたり、葉は落ちていますがミニミニのいちじくの様な実を付けていたり、前にはキャベツ畑が有ったりして野鳥にとっては格好の餌さ場になっているようです。
私は植物とか鳥類は全然専門では有りませんが、忙しい中(?)観察していると随分と色々な種類の野鳥が集まって来ます。
すずめ、からす、とんび、やまばと、どばとはもちろんですが、小さくてグリーンの鳥(うぐいすかなー?)、頭部に白い模様の有る鳥(めじろかなー?)、両サイドに白い線の入っている鳥(わからん)そこそこの中型でグレイで尾が長い鳥(ひよどりかなー?)、同じ型ですが茶色の鳥(分からん)、今は静かになったがやたら群れを作りギャーギャー鳴いて”うんち”をぼとぼと落としていく失礼な鳥(むくどりでしょう)、とか言い表わし様の出来ない鳥達も集まっています。
彼等もこんな狭い処で命をつないでいるんですね。
その鳥達ですが、会員さんが艇を洗った水たまりで行水をしています。
このくそ寒い今ですよ。特にすずめは行水が大好きみたいです。故意に水溜まりを作ってあげると程無くして十数匹の彼等が集まって来て、気持ち良さそうに(?)行水です。羽で自分の背中に上手にかけています。
そんな中、先日猟友会に入会している友人がひよどり30羽、やまばと5羽届けてくれました。
ひよどりは胸を裂いて塩焼(ちんちん焼と言うらしい)、やまばとは三浦大根で煮つけて頂きました。
変な気持ちでした。
食べながら、俺も十分俗っぽいなーと思いました。
でも、ひよどりやまばとはこの辺の代表農作物のキャベツを摘んでしまって、農家にとっては最大の害鳥とのことです。確かにキャベツ畑をよく監ると穴ぼこだらけです。

     

先日会員さんの岩元さんと甘鯛釣りに同乗させて頂きました。
午前中のわずかな時間でしたが本命4匹、カイワレ3匹、さば1匹、おきめばる1匹、がんぞかれい5匹の釣果でした。岩元さんはもう少し良でした。
それを全て今回は干物にしました。
下処理をし、二枚におろし荒塩をたっぷり塗りまくり15分で水洗いした後1日干しました。
ねっとりしたところでラップに包み冷蔵庫保管しました。
甘鯛は刺身、酒蒸し、こぶまきが定番ですが、干物は今回初めてですが『うまい!!!』是非お試し有れ。

     

このところのこちらの天候ですが、べたーと”凪いだ”後は必ず悪天候です。早め早めの帰艇を心かけて下さい。
又、この時期この辺に雪をもたらす南岸低気圧が通過した翌日は晴天に成ることが多いのですが、水辺は大波でばっしゃーーーん!!!。ばっしゃーーーん!!!です。台風の時のうねりみたいなものなんですね。とても出艇出来る状態では有りませんので要注意です。
でも、この大波はとても良いものを運んできてくれます。
天然の『わかめ』です。
養殖わかめと違い歯応え、香が全然違います。
特に、冬型の西高東低になり大西が吹いた翌日は、近所のおばさん達がこぞって波打ち際に集まり『わかめひろい』です。
ごみ袋2、3個はすぐにいっぱいになってしまいます。
保存ですがゆでて冷凍保存、塩づけにして冷蔵庫保管(作るのがめんどう)、生のまま乾燥させ保存です。
私は近くの漁師さんの乾燥場をお借りして1年分のわかめをこの時期に作ってしまいます。
皆さんもドライブがてらに大西の吹いた翌日ここ長浜に来てみたらどうですか。
ついでに自艇に会っていって下さい。
3月いっぱいまでの楽しみです。

     

リプル農場は強風とか雪とか霜などにめちゃくちゃ鍛えられています。
何本かは枯れてしまいましたが早く春になれーーーと叫んでいるようです。
今年は、蒔き時を遅くしてあげよっと。
ほうれんそうは完全に成長が止まりました。
でも雑草は凄い。こんな時期でも成長していて、成長の遅いほうれんそうの背丈と同じくらいになってしまいました。
ほうれんそうといえばスーパーに必ず有りますが、採れたてのものはしゃきっとしていてこれがほうれんそうといった感じです。

     

P.S.  リプルの会員になったら『ディンギーあげるキャンペーン』を行っています!

 お問い合わせはTEL,e-mail:info@ripple-sc.com まで、、

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