リプルニュース2001年8月号
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恒例の、また参加者が楽しみにしていた7月26日から29日までのゆっくりロングクルーズは台風6号の為中止になりました。
長年行われてきたのですが、初めての事です。
本当によりによってという感じです。
22日からの回航、整備でぴっかぴかのリプル号ですが出番が無くて残念でした。
参加者は諦め切れず、29日台風のため緊急避難(別の記事をご覧ください)をしていた三崎港から我がホームポートまでのしばしのクルーズを楽しみました。
真直帰るのも脳がないので、房総半島は竹岡漁港の近くにある例のラーメン屋の寄り道をしてのクルーズです。
09:00定刻道理の出航。
来たときは1年で最も状態が悪いリプル号でしたが、整備を終え正に絶好調の航海です。機走状態では来るときは3、5ノットがマックスでしたが、6、3ノットという倍近くも速くなり、また帆走では15ノット前後の風の中、常時5ノットは下らない艇速での快適クルーズ。
台風の影響で空は曇りですが、風、気温共に快適。風がTシャツを脱いだこの身の全身を愛撫してくれているような気分です。
浦賀水道航路No1ブイで転針し、11:30魚港に入港。いつもの漁師さんに艇を抱かせてもらい(漁船が居ないときは注意です、水上げで昼には入港してきます)、直ぐさまラーメン屋に直行。
いつもの10人以上の行列が店の裏に出来ていましたが、待つ時間もさほど気にならず順番となりました。
料金はいつものより50円高くなった550円のチャーシューメンを頼みましたが、むしろ値引きに近い内容でした。
以前は油身が60%のチャーシューでしたが、分厚いそして肉が85%のチャーシューが麺の上に敷き詰められていて麺が見えない状態。
久々に懐かしいスープと麺を楽しみました。
艇に戻りしばし談笑。
喫茶店の様なエアコンは利いていないが、皆思い思いの格好でリラックス。目の前には小型の漁船がずらりと並びその奥には夏真っ盛りの山がずらり。耳を澄ませば遠くで運動会でしょうか、スピーカーからの音が逆に静けさを増していました。そして時折通る漁船の引き波がゆりかごの様にリプル号を揺すってくれて、都会では味わえないと思う一時を満喫しました。
14:00ホームポートに向け出航。
安定した南風、フルメン、ジェノアでの帆走、正に『気持ち良いーーーーーーっ!!!』です。
そして16:30ホームポートにもやいを取る事が出来ました。
9月になりましたら1泊クルーズを行いましょう、との約束をして参加者は解散したのでした。

     

来る9月9日(日)、恒例になっております『ディンギーピクニック』を行います。
海の家が無くなり、ここ長浜を自由に使用出来るようになったことのお祭りみたいなセイリングです。
当日は軍団を組んで荒崎の小さな入り江に着艇し、そこで陸上班の用意したバーベキューでお腹と、喉を潤おし、久々に再開した海の仲間と一日を過ごすという企画です。
9月とはいえ、まだまだ日差しは真夏そのもの。
昨年は専門誌『舵』の取材を受けた事は記憶に新しいと思います。また、リプルのホームページのトップページの写真は昨年のピクニックのものを使用しています。今年は取材は有りませんが楽しい一日になると思いますので参加者は連絡を願います。

     

来る8月25日(土)『八景島花火クルーズ』を行います。
この花火は打ち上げ場所までぎりぎりに近づけることが出来、真上に上がる花火の大きさと、お腹に伝わる破裂音の大きさでは迫力が違います、また出航してすぐの所ですので船頭、クルーにとっては楽ちん、楽ちんのクルーズです。
毎年参加漏れが出てしまい申し訳無く思って居りますが、何分定員12名なのでご了承下さい。
それに先立ち先日7月21日(土)『横須賀花火クルーズ』を行いました。
参加者は小池夫婦、小池さんの奥さんの友人、高尾さん、増田さん、と私。
この日の花火は3つの不思議な楽しみがありました。
昼間の仕事を終えた(終らせた)私は京急電鉄とタクシーでリプル号に到着し程なくして出航。
開始5分前にアンカーリング。
観覧場所は横須賀港出入航路の南側、猿島の北側です。既に4艇のお仲間が来ていました。
出入航路を挟んでの観覧ですので距離的には少し物足りない感じですが、開始するや否や参加者はもうビックリ!。
目の前ではあの『ドッカーン!』は当り前ですが、破裂音が猿島にこだまして、『ビッシャーーーン!』と、まさに猿島全体が超特大のパノラマ音響の様に鳴り渡るのです。恐らく音が乱反射してあのような不思議な音になるんでしょうね。初めての経験です。
空では『ドッカーン』、横からすぐ後に『ビッシャーーーン』、音でも十分楽しめる花火となりました。
暫く観覧し、ふと視線をスターン方向に向けると対岸の房総半島の富津だろうか小久保だろうか、正確にプロットはしなかったのだが水平線に小さな花火がばしばしと打ち上げられていました。
それを見ていた参加者の女性がつぶやきました。『静かな花火ね』。
わが身の近くで起きている男性的な時の流れと対照的に、視線を遠くに向けると水平線から沸き上がるようにして打ち上げられる静かなそして小さな花火、確かに女性の一言は正に、正にでした。
花火終了後も会話が弾みしばし夕涼み。
そして、22:00にはもやいを取り解散したのでした。
横須賀花火は音でも楽しめる花火としてこれからも企画していきます。

     

今回の台風は残念な結果になりましたが、一つ得るものがありました。
台風接近の26日午前中は我がリプル号はマリーナ協会で毎年実施している『マリンウイーク』のお手伝いをしていました。
これは、地元町内会のおちびちゃんとか、体の不自由な方をお招きしヨットの楽しみを味わってもらおうという企画です。
今年の参加者は37名ピストン輸送で楽しんで頂きました。
終了後、いつもでしたら京急マリーナの桟橋をお借りしてそこからの出港になるのですが、今年は既にその時点では中止が決定していました。
そこでだ、サーこれから来る台風に対して緊急避難港探しをしなければならなくなりました。
京急マリーナの桟橋はリプル号を抱かせての強度は明らかだし、ホームポートに戻ったところで既に近くの港から避難してきている漁船でいっぱいだろうし、艇を固定するためのロープで入港はおぼつかないだろうし、近くの油壷湾は既に漁船で満杯、Sマリーナはお金がかかるし、城が島無料桟橋は予想される風の通り道だし、しかたなく三崎港旧市場前に決め事務所の人に緊急避難の旨を告げると快く場所を提供してくれました。
片舷全フェンダーをつるし完了かと思われましたが、私と増田氏の行動を見ていた漁師さんがやってきて、『岸壁から離しておかないとヨタで船がぶっ壊れちまうよー』とのこと。
確かに大型船の引き波でもがんがんと岸壁にぶつかり合うのであるが、まして台風となると岸壁にも波が打ち上げられる状態になるのは分かっておりましたが、その時点では仕方が無いか、艇に泊り込みでワッチをしてようかと思っておりました。
漁師さんのアドバイスは、岸壁と反対側バウ斜め前方方向にアンカーを打ち、スターン岸壁側との延長線上に艇を置くというやりかたです。見ためには行儀が悪いですが、なるほどなーと思いました。 もちろん、バウ、スターン、スプリングもです。
事務所の方、アドバイスをしてくれた漁師さんありがとうございました。

     

釣り情報ですが夏の忙しさで情報は全くありません。
ただ、かつおがこの近くまで来ています。
長浜沖の赤灯のすぐ沖とのこと、いわしで釣り上げるとのことですがルアーででも挑戦してみてください。
何度となく漁師さんに呼ばれかつおを貰いに行く日が多いこと、多いこと。
食費が助かり有難く思っております。

     

リプル農場はなすが元気になりだし食卓には毎日なす料理、嫌いでないのでまっいいかというところです。
プチトマトは3日もほっておくと大変なことになってしまいます。サラダだけですがもっと他の料理方法は無いもんでしょうか。
お見えになった人は遠慮なくどうぞ!。

     

ポケット君はこの暑さにも負けず元気にしています。
暑さの性かペットボトル遊びが今一番気に入っているようです。
かつては5〜6回位で飽きていたのですが、こちらで制止しないときりがありません。
皆さんも経験してみてください。
猛ダッシュで海に入っていきます。

     

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 お問い合わせはTEL,e-mail:info@ripple-sc.com まで、、

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